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「戦略人事の重要性」は8割が認識するも、7割が「役割を果たせていない」

人事部門が将来的に「戦略パートナー」の役割を目指している中で、押さえておきたいキーワードが2つある。そのひとつが「戦略人事」だ。
この考え方は、1990年代に先述のデイビッド・ウルリッチ教授が提唱したもので、「従来の管理業務を中心とした人事から、事業戦略の実現をサポートする戦略的な人事に転換すべきである」というものである。
今回の調査で、まずは「戦略人事」という言葉を知っているかを質問したところ、「知らない」という回答はわずか7%だった。続いて「戦略人事の重要性」に関する認識を問うたところ、「非常に重要である」(37%)、「重要である」(42%)となり、ほぼ8割がその重要性を認めている。
ところが、「人事部門が戦略人事の役割を果たせているか」という問いには、「充分果たせている」はわずか1%しかなく、「あまり果たせていない」(46%)、「全く果たせていない」(22%)を合わせて7割が厳しい見方をした。

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